価格を知る方法

不動産価格を見る統計の1つに公示地価がある

不動産価格の動向を見るために利用される経済統計のひとつに、公示地価があります。この公示地価は、国土交通省によって、毎年1回、発表されている経済統計のひとつです。例えば、不動産の動向などを調査しているアナリストなど、経済関係の専門家の多くも参考にしているようです。 さて、その公示地価の推移を見ると、2006年から2008年にかけて、首都圏の地価は、上昇傾向を続けていました。その後、首都圏の地価は、2009年に急落し、それ以降、前年比マイナスを続けていました。もっとも、マイナスを維持しつつも、地価のマイナス幅は、ジワジワと縮小を続けていました。そして、2014年には、首都圏の地価は上昇に転じています。

2014年、首都圏の地価が上昇に

さて、首都圏の地価が、2006年から2009年にかけて、上昇を続けていた背景には、不動産投資が急増していたという要因が挙げられます。この期間のことを、ミニバブル期と呼ぶ専門家もいるようです。そして、2009年の不動産価格急落の要因は、リーマン・ショックに端を発する金融危機を背景とする、需要の急速な減少だったと言えるでしょう。ただ、2009年に急落はしたものの、それ以降、不動産需要が、大きく落ち込むことはなかったようです。実際、前年比でマイナスを維持してはいたものの、マイナス幅は縮小し続けていた点が、その証左と言えるでしょう。そして、2014年に不動産価格が上昇に転じた背景には、アベノミクスによる景気回復期待の高まりがあったと思われます。 以上を府まえ、不動産価格の今後の展開が注目されます。